当院は、基本的に手術用顕微鏡を用いた、歯科治療を行なっております。顕微鏡治療を行うメリットは、スリーステップ秋山メソッドを応用することで、とても精度の高い治療を行えることです。詳述は下記リンクにてご覧いただけます。
そのほかにも、手術用顕微鏡を用いるメリットはあります。それは、治療の様子を録画し、大切なところを実際の動画を使用し、患者さんに説明を行える点です。口でむし歯が大きかったという説明を受けるよりも、実際のむし歯を削っている動画を見ながら、説明をされた方が患者さんにとって、わかりやすいことは確かです。また、どういった治療をしたのかということも全て見ることができるため、今ご自身の歯がどういった状態なのかということもイメージがしやすくなります。
こららのメリットを十分に活かし切るために、3月より当院ではカリーナシステムという手術用顕微鏡で録画した動画を管理するシステムを導入いたしました。こちらは、自動的に録画動画を患者さんごとのフォルダに収めることができ、タッチパネルにその動画を映すことによって、患者さんに説明を行うことができます。また、動画上に絵や印を書くこともできるため、よりわかりやすく説明が行えます。
ほかにも、手術用顕微鏡で経過観察が必要な初期むし歯の状態を動画をカリーナシステムに残しておくことで、そのむし歯が数ヶ月後にどのように変化したか、しないかといったことも瞬時に見ることができ、診断するためのツールとしても非常に有効です。
手術用顕微鏡を用いて、診療を行なっていく上で必ず患者さんの利益につながると確信しましたので、今回導入することを決めました。カリーナシステムや、手術用顕微鏡のメリットを余すところなく使いこなせるよう、これからも精進していきたいと思います。