今回は、歯科衛生士シリーズの続き、歯科衛生士の魅力第3段です。今日は、歯科衛生士の就職についてのお話をしていきたいと思います。
当たり前に感じるかもしれませんが、90%の歯科衛生士は歯科医院に就職して歯周病治療などの歯科医療に従事します。歯科医院より難易度の高い治療を行う、口腔外科などの病院歯科に5%。残りは、介護施設で口腔ケアに従事したり、保健所などで行政業務を行なったり、製薬会社などに勤めるケースもあります。また、多くのキャリアを積んだ上で、フリーの歯科衛士となり、教育に従事する方も極少数ですが、いらっしゃいます。
とはいえ、ほとんどの方は歯科医院に就職していく事が一般的です。
ほとんどの歯科衛生士は、歯科医院へ就職していくのですが、それでも全国的に歯科衛生士は人手不足です。上の図のように、求人倍率は21倍。歯科医院は常に歯科衛生士を求めていると言っても、過言ではない状況です。これは、最近の歯科医療が治療から予防にシフトし、歯科衛生士の業務や需要が増えたためです。
そのため、新卒の歯科衛士の就職率は上のように非常に高くなっています。卒業後一部の方は、大学院へ入学したり、歯科医師を目指して、歯科大へ編入する方もいるため、100%にはなりませんが、多くの方が就職する事ができているようです。しかも求人倍率は21倍ですので、ある程度は希望した歯科医院へ就職する事も可能でしょう。いくつかの歯科医院を見学する必要はあると思いますが、その中で自分で優先順位をつけて就活していく事がお勧めです。
いかがでしたでしょうか?一般的には、不況の時期は、なかなか内定がもらえないということもありますが、歯科衛生士に限っては、当面の間はそういったことはないと思います。就職先に困らないことは歯科衛生士の魅力の一つといえるでしょう。