諏訪の地で昭和33年に開院以来60余年、地域の皆様に貢献いたします。

国家資格である、歯科衛生士

2024年最初の更新となります。皆様今年もよろしくお願い申し上げます。そして、先日の北陸地震で被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。1日も早い復興をお祈りしております。また、羽田空港でも痛ましい事故が起きてしまいました。亡くなった方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

被災地では、震災後誤嚥性肺炎で亡くなる方が、多くなるといいます。今回は、歯科衛生士のお話をしようと思いますが、近く震災後の誤嚥性肺炎の予防のためのお話もしていきたいと思います。

本日は歯科衛生士シリーズ第二弾、歯科衛生士の魅力その2をお話していきます。その1は、歯科衛生士のお給料についてお話しています。興味ある方は下記のブログを読んでみてください。

https://hf-dental.com/?p=840

歯科衛生士は、国家資格

今日は、歯科衛生士の資格についてのお話です。歯科衛生士は国家資格であることをご存知でしょうか?専門の学校で学び、卒業し、その上で国家試験に合格する必要があります。長野県には、歯科衛生士の専門学校が4つ存在します。諏訪に近いところでは、塩尻に松本歯科大学、伊那に長野県公衆衛生専門学校があります。松本歯科は3年間で82万円、公衆衛生専門学校は、123万円と比較的安価の学費で通う事ができます。入試も面接と小論文ですので、必ずしも高校までの学力を問われるわけではありません。特に、松本歯科は2023年度より定員を100名に拡大したため、非常に入学しやすい状態となっています。

国家試験の高い合格率

そして、気になる国家試験の合格率ですが、上記表のように、例年非常に高い合格率です。医療職ですので決して易しい試験ではありませんが、学校でしっかり勉強して卒業する事ができれば、しっかり合格できる可能性が高いと思います。

そして、国家資格の強みは日本全国どこでも同じように仕事ができるという事です。結婚などで、新たな土地で暮らしていくこともあると思いますが、そういった時も、安心して仕事を探し、就職する事ができます。自分に今までに知識や経験を別の地域や職場でもしっかり生かしていく事ができるので、大きなメリットではないかと思います。

いかがでしたか?今後も、歯科衛生士の魅力をお伝えしていきますので、見ていただけたら嬉しいです。