諏訪の地で昭和33年に開院以来60余年、地域の皆様に貢献いたします。

一期一会

 こんにちは、副院長の章浩です。今回は嬉しいことがあったので、ブログに書かせていただきます。

 1年程前でしょうか。群馬からご旅行に来られていたご夫婦から歯が痛いとのご連絡をいただき、当院にて応急処置をさせていただきました。応急処置としては、至ってシンプルで歯科医師として当然の対応をさせていただいたまでなのですが、その後ご丁寧にもお礼のお手紙をいただきまして、なかなか無い体験だったので、とても嬉しく思ったことを覚えています。

 時間は流れて一昨日のことになりますが、突然そのご夫婦が歯科医院にみえられました。紅葉を見に、再び諏訪にお越しになったとのことで、その折にわざわざ当院まで足を運んでくださり、お菓子と奥様お手製のしおりをスタッフの分までくださったのです。

 しおりは一つ一つが本当に綺麗で、奥様のお心遣いが心に沁みました。ご主人も、お近くの歯科医院に通われて状態も安定しているとのことで、安心しました。お菓子もとてもおいしかったです。診療中でもあったので、ゆっくりお話することは叶いませんでしたが、普通であればお会いすることがなかった方々と、ご縁をいただき、人と触れ合うことのあたたかさを感じさせていただいたことは、本当にありがたいことです。

 観光客の方に限らず、私達は歯医者という仕事を通じて、多くの方とご縁をいただき、治療をしております。そういったご縁ある方々に、可能な限り良い治療を提供し、健康になっていただけるよう精進していきたいと改めて強く感じました。