諏訪の地で昭和33年に開院以来60余年、地域の皆様に貢献いたします。

歯科DOCK(全体診査編)

皆さんこんにちは。副院長の章浩です。当院では、人間DOCKならぬ、歯科DOCKというものを行っております。むし歯や歯周病、噛み合わせの状態などを全体的に診査し、現状と将来のリスクについて患者様に知っていただき、それにそった治療計画を必要に応じて立案して行きます。

本日は、その歯科DOCKの中の、全体診査の流れについてご説明して行きます。診査の順番は状況によって、前後することもあります。

Drの全体のチェック、診査

お口の中の状態について、まずはDrが肉眼で確認して行きます。状況によっては、写真のようなマイクロスコープを用いて、精密に状態をみていきます。

レントゲン撮影

お口全体のレントゲンを撮影して行きます。気になる場所以外のレントゲンも撮影することで、隠れたむし歯や歯周病の進行具合、被せ物や、噛み合わせの状態など多くのことがわかる大切な検査です。

上の写真のようなフィルムを噛んでいただき、撮影して行きます。妊娠の可能性のある方や、嘔吐反射が強く心配な方は、事前にDrかスタッフへお伝えください。

歯周病検査

歯周ポケットの深さや、歯磨きの状態、歯の揺れなどを測定して行きます。歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位であり、日本人の約8割が歯周病に感染しているなんて話もあります。また、歯周病はお口だけでなく、糖尿病など全身の健康を左右することもわかってきています。この歯周病検査とそれに付随する歯周病の治療や予防は是非とも定期的にうけるようにしましょう。

お口の写真撮影

お口の写真も撮影し、現在の状態を記録しておきます。後日行われるカウンセリングの際に、説明をわかりやすくしてくれますし、数年後にまた写真撮影をすることで、変化を比較することもできます。

上の写真のような器具を使って、約5枚の写真を撮影して行きます。

ここまでの所要時間は30分〜45分程です。この全体診査の結果を後日カウンセリング内でお伝えして行きます。カウンセリングでは、治療についてのご希望やご不安についてもお聞きしますので、担当医と相談される良い機会となればと思います。

全体診査の実際の流れを、より詳しくお知りになりたい方は、下記にて動画をご覧いただくことができます。診査当日に、どういったことをするのか、よりイメージが湧くと思いますので、是非ご覧になってみて下さい。

諏訪市の歯医者 堀歯科医院

これらの検査は全て保険適応の範囲で行っておりますので、しばらく歯医者さんへ行ってない方や、いくつか心配なところがあるような方は是非受けられてみてはいかがでしょうか?