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臨床応用顕微鏡歯科学会岡山総会に参加してきました

皆さんこんにちは。副院長の章浩です。先日、岡山市で開かれた臨床応用顕微鏡歯科学会年次総会に参加してきました。岡山へ行くのは初めてでしたが、観光はゼロで2日間みっちり勉強させていただきました。

この総会は一般の方も多く参加され、世界で唯一、顕微鏡の真髄がわかるハンズオンや、秋山勝彦先生のちょっと常識では信じられない症例の数々を見ることができます。多くの歯科医師、歯科衛生士は先生の症例を見て驚愕し、またそのあまりの美しさや患者さんの人生を救ったエピソードに涙していました。

また、今回は世界で初めての多機能、かつ高性能のセラミックインレー形成用のバーが解禁となりました。

こちらは、秋山勝彦先生が開発されたバーで従来の歯を見て削るのではなく、バーに示されている線を見ながら、あとどのくらい削るべきかなどを判断することができる世界で初めてのバーです。セラミックインレーを形成するための情報がバーに書かれているので、歯科医師の勘に頼らない論文ベースな形成を誰もが行うことができます。また、使用する順番や注意事項をしっかり守ることで、腕があれば誰でも質の高い形成を行うことができます。バーついては、撮影が可能でしたので多くの方が写真や動画を撮られていました。

また、総会の途中では秋山勝彦先生が開発されたいくつもの器具や、書籍をブースで紹介する時間があり、私も先生のご著書である「富嶽」の紹介をさせていただきました。短時間で説明する難しさや、英語で海外の方に説明することもあり、大変貴重な経験をさせていただきました。来年の福岡総会でも引き続き担当をさせていただくので、今回の経験を活かして行きたいと思います。

富嶽についてはリンクにて詳細をご覧いただけます。https://www.instagram.com/p/DBgN0xeMc-q/

とても学びのある二日間となりました。来年も学会の行事、勉強会が目白押しです。行くたびに、ステップアップできるので、患者さんにお役に立てるよう今後も頑張って行きたいと思います。