諏訪の地で昭和33年に開院以来60余年、地域の皆様に貢献いたします。

マイクロスコープをバージョンアップしました

皆さん、こんにちは。副院長の章浩です。

この度、当院のマイクロスコープがバージョンアップしました。といっても、レンズに少し改良を加えただけなのですが。

当院のマイクロスコープは、ドイツのCarl Zeiss(カールツァイス)というメーカーのものです。臨床応用顕微鏡歯科学会会長の秋山勝彦先生が考案された、「スリーステップ秋山メソッド」を駆使し、超精密な歯科治療を行うことができるのは、このCarl ZeissのEXTARO 300というマイクロスコープのみです。

今回は、このマイクロスコープの左レンズの中央部分に丸印を刻んでもらいました。

写真を見てもわかりませんね。レンズの中心に、丸印を刻むことで、術者の視野とカメラの視野を一致させることができます。マイクロスコープで診療を行った際には、動画を撮影し、診療の様子を患者さんに見ていただきながら、治療内容について説明をします。しかし、動画を撮影しているカメラは術者の左目のレンズの様子を撮影しているので、術者の実際に見ている視野と録画した動画が異なることがあり、診療の様子をお見せできないことがしばしばありました。https://www.instagram.com

動画はたまに、当院のインスタグラムにアップするのですが、ちょうど上記リンクで、そのような現象が起きてしまっています。こういったことが起きると、肝心のところを患者さんに見ていただくことができません。そういったことを避けるために、左目の中心がわかるように改良を加えました。

この改良はドイツに、レンズを送って行ってもらうため、発注してから2ヶ月近くかかってしまいました。今までは、カメラと視野が同じになっているか確認するため、モニターを見ながら行うこともあり、時間もロスでしたが、今後はそういったこともなくなり、診療にさらに集中できるようになります。

ご自身のむし歯治療が、どのように行われているのか、終始見ることができますし、何より、肉眼やルーペと比べても圧倒的に精密な歯科治療が可能です。マイクロスコープの治療にご興味ある方は、一度お問い合わせください。